どの世界にも、人の弱みに付け込むろくでもない人間はいるものです。
それはたとえ聖職者の世界でも同じ。
今回のお話は、そんなろくでもない兄弟が僧侶を勤める寺に迷い込んだ一人の女性の物語です。
私生活の悩みから疲れ果て、どん底に堕ちていた艶子。そこに救いの手を差し伸べたのが兄弟の兄・国男でした。
「俗世とのかかわりを絶ち、一心に仏の道に仕えることが心の救済になる」と言われ修行を決意し寺にやってくる艶子。
国男の「ここでは私の言うことが全てです。」という言葉を信じて修行に励む艶子。疑いを知らないその純粋な心は、煩悩を取り払うと言って迫る国男の魔の手や、その兄に憧れ修行と称してローターを渡す弟・優太の欲望をも全て受け入れてしまいます。
と、まあなんともけしからん兄弟の話なのですが、艶子のハッとするような美しい法衣姿を見たら、この馬鹿兄弟ならずともちょっとイケナイ考えを起こしてしまうのは理解できるような気がします…。
修行を重ねた艶子が神々しく見えてしまうのは私だけではないでしょう。
監督は前作に引き続き安藤ボン氏。
熟練職人達の映像美が、吉野艶子さん演じる美人過ぎる尼僧をさらに妖艶で魅力的にしてくれています。
切なく美しい『尼僧物語5』、ぜひご覧ください!!
2013年6月6日発売
NRPD-02
「尼僧物語5 疼く肉体 秘められた煩悩」
乞うご期待下さい!
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